#2【優先席が必要な時】マタニティマーク・ヘルプマークをつけよう! 

妊娠生活

こんにちは!ちゃんめいです!

仕事に再復帰し、バタバタした毎日を送っております(>_<)

今回は優先席について感じることがあったので少し書いてみたいと思います。

私は人生の中で優先席にお世話になることが2回ありました。
1度は前十字靭帯断裂をしたとき。もう一つは現在の妊娠中です。

前十字靭帯断裂時

東京に一人で出てきて、バスケットボールの公式試合に出るなど本格的にスポーツを行っていた時のこと。オフェンスとディフェンスの切り替えの時に足を踏ん張り、方向転換をしたところ、「パンっ」と自転車がパンクした時の衝撃が膝にありました。「膝下が飛んでなくなった!!」という感覚の後、その場にうずくまりました。。足を見るとちゃんとついていたので安心した記憶があります。笑

診断結果は、前十字靭帯断裂と側副靭帯損傷でした。

そんなこんなで入院、手術を行い、退院をしましたが、装具生活が半年。
病院受診のため松葉杖を使って電車に乗る日もありました。

前十字靭帯断裂を経験した方はわかるかと思いますが、縦よりも横の振動に弱いんですよね。。
電車の前後左右の揺れが怖くて耐えられず、一駅で降りてしまうこともありました。

できるだけ優先席の近い入り口から乗りましたが、その時は私もまだ若く、譲って座らせてもらうことにも慣れていなかったため堂々といることが出来ず、、
優先席が開いていないかちらっと見るだけで満員車両で乗車している方と目を合わせることも出来ませんでした。


入り口のドアの隅で外を見て立つ。


なのでどういう状態なのか、座りたいのか、こちら側がしっかりと発信していないので譲ってもらうことも出来ませんよね(^^;)でも当時は「足が痛いのに気付いてもらえない、譲ってもらえない」と感じていました。

妊娠してから~マタニティマークをつけてみて~

妊娠がわかってからも仕事は続けました。私の場合、つわりが5週目からあったので割と早めから通勤が大変だと感じていました。産婦人科でマタニティマークについて相談すると、雑誌の付録でついていたり、駅員さんからもらうことができる、とのことでした。また、区役所で出生届を提出すると、いろいろな書類とともに貰えます。

「気持ち悪いけど食べづわりって分かっているから上手く付き合わないと、仕事にはいかないと」
「吐き気は一日中あるけど本当に吐いていない時は大丈夫なのかな」
と初めてのことに迷いながらも仕事に行き、帰ってきては何も食べられずにすぐに横になる日も続きました。

そんなとき通勤を少しでも楽にしたいと思い、


マタニティマークをつけて、優先席前に立つ。

ということを実践してみました。

通勤する時間はもちろんピーク時なので満員電車。混み具合によっては一つ電車を遅らせることもありました。

満員電車に気後れしつつも、初めてマタニティマークを付けて優先席に立つと
前に座っていたおじさんが「どうぞ」と席を譲ってくれました。

人生初めての出来事で座ってから思わず泣いてしまいました。(変な人だと思われたかも笑)

何の涙かと聞かれたらうまく説明はできないのですが、思いがけず優しく接されて
「温かい世界だ」と感じたから、が一番近い気がします。

こうしたほうがいいのかな、どうしよう、と迷ったり不安に思ってるときに手を差し伸べられると心が和らぐものですね。

また、優先席ではない普通の座席に座っている方にも譲ってもらえることがありました。

譲ってもらえないとき

もちろん、マタニティマークをつけて優先席前に立っても、優先席を譲ってもらえない時もあります。

1)ただ単に気付いてもらえない時

通勤時間ってみんないろいろ考えていると思います。携帯に集中している人もいます。
「今日の仕事どうやって進めよう」「今日は身体がきついなあ、目だけでもつむっておこう」「あの人に連絡返しとかなきゃ」「静かに本を読んでリラックスしよう」「帰ったら何食べよう」「仕事失敗しちゃったなあ」「どうやって先方に謝ろう」
と頭の中で考えると周りの物が見えなくなっていると思います。
(私も考え事をすると周りがみえなくなる性質をもっています)

そのため優先席に座っているけど必要としている人に気付けないことがあると思います。

2)気付いているけど動けない時

優先席に気付いているけど、どうやって譲ったらいいかわからない人もいると思います。若い人が特にそのような傾向がありました。

優先席で座っている学校カバンをしょった小学生が私のマタニティマークに気付いて、口数が少なくなりそわそわしたり。

化粧の濃いギャルのお姉さんがマタニティマークを見て見ぬふりをして携帯を触っていたかと思うと、構内アナウンスの「優先席はお譲りいただきますよう~」という声に勢いよく立って譲ってくれたり。

「こういう時はこうするのよ」と周りから聞いていても、経験がなければ行動するのになかなか勇気がいりますよね。

3)気付いても座っている時

優先席が必要な人に気付いても譲らない選択をする人は中にはいると思います。
ただ、それを周りの人が責めることも怒ることも出来ないと思います。

もしかしたらお腹が痛いのかもしれない。頭や足が痛いのかもしれない。

いろいろな考え方や状況がありますが、その人は自分を優先しようと判断した方です。

優先席が必要な人にできること

以上の経験から、周りの人に気付いてもらえるようにすることが自分のできる努力範囲だということを感じました。

出来れば座っている方の視界に入る位置につける、マタニティマークが白いので濃い色のカバンを使用する(ヘルプマークだと黒や白などの無彩色のバック)、などの工夫で気付いてもらえる可能性が高くなります。

優先席が必要なことに気付いてもらわないと何も始まりません。

優先席が必要なヘルプマーク・マタニティマークは見えるところに積極的につけるとよいと思いました!

まとめ

電車の中はいろいろな考え方や状況にある人がいます。

何を考えているかは誰にもわかりません。

でも、「優先席を譲ってもらう」という行動で救われる人、助けられる人がいることは事実です。

私が今回たくさんのやさしさを頂いた分、誰かに返せるように、電車の中でも周りの人に配慮できるよう心がけていきたいと思います。

以上、ちゃんめいでした!!

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